Swatch X Omega MOONSWATCH について
ご機嫌様、久しぶりにブログを投稿します。
今回は首記の通り、オメガとスウォッチのコラボモデル、ムーンスウォッチについてです。
※当方時計の知見があるわけでは無いので御了承
みなさんニュース等でご覧になっているかもしれませんが、
腕時計メーカーオメガと、スウォッチによるコラボで、オメガの看板的なモデルであるスピードマスターをベースにした腕時計というのが発表,発売されている。
世界的にも超大手同士のコラボということで発売当日凄い事になったようで、日本でも人がごったがえして販売停止となっていた。(これがニュースになっていた)
で、停止された販売はどうなったかというと、夜9時から翌朝9時までの12時間で簡素なフォーム画面に要項を入力して応募→当選者にはメール送付という対応であった。
(簡素すぎるフォームが故に怪しんでたら公式と後で分かった人もいたみたいですね)
ここからは時計について簡単に。
上記に記したように、オメガの代表的なモデルである、スピードマスターをベースにして、
星の名を冠したカラー/デザイン11種のバリエーションのラインナップとなる。
以下公式引用
”惑星に捧げられた遊び心豊かなタイムピースのコレクション。スイスの時計産業を救ったスウォッチとSpeedmaster Moonwatchを生み出したアイコニックなメーカー、オメガとのコラボレーションをセレブレート。コレクションの特徴は、最もイノベイティブなスウォッチのBIOCERAMICマテリアルに、非対称的なケース、「ドットオーバー90」の有名なタキメーターの目盛、そして独特のSpeedmasterのサブダイアルといったOmega Speedmaster Moonwatchのキーとなるデザイン要素をコラボさせた点です。”
僕はというと、わざわざ店に並ぶ程欲しかった訳でも無かったのですが、偶然朝9時前頃にTwitterを見てたらweb抽選という記事を見たので運試しに応募、当日夕方頃に当選メールが来た。
あまり写真等上げてる人もいないみたいなのでレビューというほどでは無いけど、
どんな感じなのか、書いて行きたいと思う。こんな注目度が高いもん手に入れるような事滅多に無いしね…
お店では当選メールを店員さんに見せて受付、少し待って商品確認、購入という流れだった。
準備待ちの時間で、展示のショーケースを見たんですけど、質感に関しては1万円くらい安いスウォッチの通常モデルの方が高いんじゃ無いかというのが印象。
また、結構ショーケースは人気で、店員に次の販売はいつかと聞いてるおっちゃんなんかもみられた。
箱,同梱物
まずは箱を覆っているスリーブ?的な物
ここにモデル名と裏にはコラボである事を示す両ブランド名と、各モデルの星の図と名前が記載してある。
デカデカと書いてあるので分かると思うが、僕が購入したのはマーキュリーというモデル
(美少女戦士か、ギガブリザード的なカードが思い浮かびます)
スリーブを外して箱本体
上下面にはモデルの星の地球からの距離?と、星の環境(違ったら教えて。学が無いので)
両側面にはオメガのマークとスウォッチのSが記されている
箱を開けるとこんな感じ。
箱は内部含めて全て紙、ここら辺はスウォッチクオリティーなのかな?
中央に時計本体、右側に取説、左には本コラボモデルのカタログというか、小冊子が同梱されている。
時計本体
(写真適当なのは目を瞑ってください)
デザインとしては、スピードマスター踏襲の3眼クロノグラフで、
裏面にはモデルの星の表面模様がプリントされている。
バンドはベルクロで、上下ラグ近くにはスウォッチ/オメガ両社のブランドロゴがプリント
写真には撮れなかった(接写限界)が、竜頭には箱側面にあったΩ×Sの刻印が入っている。
材質は全て樹脂製で、いくらオメガとのコラボとはいえ高級感などは一切無い。
スピードマスターと比較してみる
つらつらと書いてきたが、やりたかったのはこれ。
せっかくなのでコラボじゃないオメガのスピマスと並べてみて差異を上げていく。
箱はさすがに比較にもならないのと、そもそも実家に置いてるので手元にないけど、
スピマスの箱はバカみたいにデカくてなんか色々同梱されている。
デカさに比例して喜びは上がる訳ではない…
比較相手は、スピードマスタープロフェッショナルの311.30.42.30.01.006
というモデルで、スピードマスターの中でもプロフェッショナルという
NASAでアポロで月でっていうモデルがあるんですが、そこから表面の風防をプラスチックからサファイアガラスに、裏面も基本的には金属の刻印付き裏蓋なんですが、透明ガラスにして内部の機械構造が見えるようにしてあるバリエーションモデルである。
よって裏面の比較は出来ないので面のみの比較となります。
ちなみに本モデルは2021年?にモデルチェンジがなされて、1つ型落ちのモデルになるので、
そこでデザインに変更がなされていたら差が出るかもしれない。
写真の写り的にスピマスの方が大きく見えるような気がするけどサイズは同じたと思う。
ラグ幅も合わせてみた感じだと同じ20mmだと思うのでバンドの共用は可能だと思われる。
各針とメモリ、外枠のタキメーターのデザインは両者同じだが、タキメーターの各目盛に差があり、ムーンスウォッチは触ると文字に凹凸があるのに対し、スピマスは凹凸は無くツルツル。
次にすぐに分かる差として、クロノグラフの各メーターの配置に違いがある。
スピマスは3眼が隣接するような配置なのに対し、ムーンスウォッチは目盛のギリギリまで端に寄った配置となっている。
クロノグラフの各配置役割、目盛にも差がある。
スピマスは左上が秒針,右上がストップウォッチ(表現合ってるかな?)の分針で、下がストップウォッチ時針となっているのに対し、
ムーンスウォッチは左上がストップウォッチ分針、右上がストップウォッチ時針、下が秒針となっている。この変更の意図が何なのかはわからないけど、物としては素直な配置になったのかな?とは思う。良い悪いは特に無い。
スピマスの竜頭はもちろんSマークはなくΩの刻印のみ。
一応針の動きの動画も比較してみれるように後から編集しておく。
針の動きです…(ブログ内動画貼付用) pic.twitter.com/VMyCu8M2bp
— ろりんヅ (@3100osaboRin) 2022年4月3日
スピマスプロは機械式、ムーンスウォッチはクォーツ時計なので動きに違いがあるのは当然なんだけど、ムーンスウォッチはステップ運針。あと気になったのが針が動いた時のカチコチ音がデカくてびっくりした。クォーツ時計は久し振りで、スウォッチの時計は初めてだけど全部こんなんなのか。
息巻いて差を書いてみたものの色を除くデザイン的な差は上記したもの程度だと思う。
総評
話題になった本モデルだが、見て、実際手に取ってみて思ったというか、間違えちゃいけないと思うのが、"オメガ"とスウォッチのコラボではなく"スウォッチ"とオメガのコラボであるという事で、お手軽にオメガが手に入るわけでは無いし、あくまで定価3万5千円腕時計であるという事で、物として何十万もの価値は感じられない。
とはいえ多数のカラーバリエーションが選べる事や、お手軽価格でアイコニックなスピードマスターのデザインで、ロゴまで入っている時計が手に入るというのは非常に面白くて良いと思う。
値段から来る取り回しへの気楽さや、樹脂製クォーツである事による軽さ(スピマスと比べると笑える位軽い)や金属アレルギーの人でもこのデザインを楽しめるっていうのも魅力的だ。
現状豪族の遊びだけど曜日に応じたモデルを日替わりで楽しむとかも面白いかもしれない。
・・・・・・ふ〜ん……